治療間隔とタイミング
治療間隔とタイミング
治療の間隔ですが、ご年齢や体質、症状などによる個人差もありますが
1週間~10日に1回のペースで受けられるのがベストだと思います。
ターンオーバー(お肌の生まれ変わり)は、加速し過ぎても良くありません。
鍼の本数が多い場合や一心堂では行っておりませんが、オイルマッサージなどを併用する場合
刺激量が大きくなりますので、もう少し間隔を空けた方が良い場合もあるでしょう。
ただ、お疲れやストレスの激しい方、ホルモンバランスが著しく乱れている方などの場合は
最低でも1週間に1回は治療して体質改善を行った方が良いと思います。
女性の場合、生理の度にホルモンバランスの変化などで肌が荒れやすくなったりするため
始めの1、2ヶ月はなるべく間隔を空けすぎない方が持続的効果が期待できます。
その後は、ご年齢や体質等に応じて2週間に1度、3週間に1度、1ヶ月に1度
といった感じにされるのが良いと思います。
期間としては、少なくとも生理を2回またいで3ヶ月は治療継続
した方が良いと言われています。
月経直後から排卵日までを卵胞期と言い、卵胞ホルモンの分泌が盛んになり
肌の新陳代謝が行われ、精神状態や肌の状態も良い時期と言われています。
この卵胞期にお受け頂くと、美容鍼の効果もより実感して頂きやすいと思います。
排卵期から月経までを黄体期と言い、黄体ホルモンの分泌が活発になり
肌の新陳代謝は低下し、日焼けするとシミになりやすい時期と言われています。
このように美肌には、女性ホルモンの影響も大きいため、無月経や月経不順などがある場合は
その治療も一緒にされることをオススメ致します。
一心堂のメニューで言いますと、特別鍼治療 - 健美(けんび) -
がそういった方用にと設けているメニューになります。
もしくは、先に全身の鍼治療でお身体の状態を改善されてから美容鍼をされるのも良いと思います。
他の治療同様、美容鍼治療もなるべく早く治療を開始した方が効果的です。
「しわ」を例にご説明しますと
皮膚は、表層から表皮、真皮、皮下組織という3層で構成されており
表皮は、ターンオーバーで日々新しく生まれ変わっています。
しかし、真皮には、ターンオーバー機能がありません。
(5~6年ととても長く、それだけに、1度サイクルが崩れると元に戻すのが難しいという説もあります。)
つまり、真皮層まで達した深いしわは、目立たなくすることは出来るかも知れませんが
美容鍼治療でも完全に取りきることは、難しいと考えられます。
表皮を越えて真皮層にまでしみや傷が達してしまった場合も同様です。
鍼(はり)と聞くと、どうしても怖い、痛いといったイメージがあって抵抗を感じられる方も多いです。
このサイトを参考にあなたの、あなたの大切な方のご健康に、鍼治療をお役立て頂けたら
嬉しく思います。
☆鍼(はり)治療の痛みについて